活発な日本語会話でコミュニケーション
今日は、技能実習生と、別の在留資格で入国した外国人のみなさんと一緒に入国後講習を行いました。参加者の国籍は ベトナム・インドネシア・ネパール の3か国。
国をまたいだ混合グループを作り、日本語のみを使って「趣味」「文化」「母国の有名なもの」「来日後に驚いたこと」などを話し合いました。
その後は、一人ずつペアの相手を紹介する「 他己紹介 」に挑戦。
休憩時間になっても会話が止まらないほど、どのグループも積極的にコミュニケーションを取り合い、教室は終始にぎやかな雰囲気でした。
また、歌の得意な実習生が日本語の歌を披露してくれました。日本への強い想いと日本で働き暮らしていくことの意思の強さを感じました。
参加者から挙がった、素直な声を紹介します。
■ 来日して驚いたこと
「想像していたよりずっと日本は寒い」
「人がたくさんいる場所なのに、みんな静かで騒がないので驚いた」
「空がとても青くてきれい」
「公共の場所にゴミが落ちていなくて、とても清潔」
「たばこを吸っている女性が多い」・・母国では男性が多く喫煙するそうです。
日本ならではの環境や文化に驚きつつも、良い印象を持っている様子でした。
■ 行ってみたい場所
人気が高かった行きたい場所はこちら。
- 東京(最も多かった回答)
- 富士山
- USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- 沖縄
■ 好きな日本の食べ物
好きな食べ物は、次の声が多く集まりました。
- ラーメン
- たこ焼き
どの国籍からも共通して人気のメニューです。
🔥 午後からは「大阪市立阿倍野防災センター」へ
午後からは、技能実習生だけで「大阪市立阿倍野防災センター」を訪問しました。
実際に、
- 消火器の操作体験
- 救助袋(避難スライダー)の体験
などを行い、災害時の対応を実際に体験しました。
日本では地震をはじめとした災害が起こるため、実際に身体を使って学ぶことで、災害の恐ろしさと、事前の備えの大切さをしっかり理解する良い機会となりました。






引き続き、実習に向けて生活面・日本語学習面のサポートを丁寧に行ってまいります。
大阪人材開発事業協同組合では、技能実習生や特定技能に限らず、在留資格を問わず幅広い外国人の入国後講習を実施しています。
初めて来日する外国人が日本で安心して生活をスタートできるよう、
- 生活に慣れるためのサポート
- 日本で暮らすうえで必要な知識の講習
- 市役所での各種手続きなど、公的な手続きの支援
を丁寧に行っています。
多文化の参加者同士が互いを理解し合い、日本で安心して働けるよう、今後も質の高い育成支援に努めてまいります。

