介護業界の皆様へ

介護職種
介護職種

わずか100社の介護職種の”優良な監理団体”

「介護に携わる皆様にとって、信頼のおけるパートナーでありたい」

を介護職種に携わる上でのモットーとし、これまで数多くの技能実習生を介護施設様に斡旋してきました。その結果、約3,600ある監理団体の中でも、わずか100社ほどしか成しえていない介護職種の優良要件を満たし“介護職種の優良な監理団体”として認可を受けることができました。

 

介護を必要としている人を「要介護者」と呼びますが、高齢化の影響もあり日本の要介護者は年々増えています。

内閣府の「令和3年高齢社会白書」によると、日本の高齢化率(日本の総人口に占める高齢者の割合)は28.8%となっており、65歳以上人口は3,619万人でした。

内閣府 令和3年版高齢社会白書抜粋より抜粋
内閣府 令和3年版高齢社会白書より抜粋

65〜74歳人口は1,747万人で総人口に占める割合は13.9%、75歳以上人口は1,872万人で総人口に占める割合は14.9%となっており、後期高齢者数が非常に多いことが分かります。

ますます進む高齢化社会への3つの対策

少子高齢化が進む日本では、これから現役世代がどんどん減ってしまうことが目に見えています。そのため、少ない人手でも医療や介護の現場が回るような仕組みの実現を目指すべく、国も下記のような目標を掲げて実現を目指しています。

  • 多様な世代の就労と社会参加を推進するため、70歳までの就業支援、就職氷河期世代の就業支援を行うこと。
  • 2040年までに国民の健康寿命を3年以上の75歳以上にするため、健康無関心層へのアプローチ、地域・保険者間の格差の解消
  • 2040年までに、単位時間あたりの医療・福祉サービス提供を5〜7%改善するため、ロボット・ICT・AIの実用化推進、データヘルス化や組織マネジメント改革

介護人材の流出は大きな痛手なので、今後もAIやIT技術の導入は進んでいくでしょう。
とはいえ、介護の現場において、人と人との繋がりは非常に大切なものと言えます。
人と人の日々の何気ない会話から元気をもらえる人はたくさんいます。

2025年には約20万人の介護人材不足?

2025年には、約20万人の介護人材が不足してしまうことが指摘されています。

日本人だけで不足分を補うのは難しいと考えられる現状を踏まえ、外国人材の活用は必要不可欠と言えます。

介護職員は人間性が重視される職業であり、やさしさや思いやりが求められます。
そのため、介護職員はやりがいのある仕事であるという評価が高く、海外でも社会的貢献度の高い職業としても注目されており、介護職に携わりたいと考える外国人はたくさんいます。

車いすと老人介護

外国人技能実習生制度は、先進国の技術・知識を習得し、自国に貢献したいとする諸外国の若者たちを受け入れて頂くことで成立する国際貢献として評価されています。

当組合は外国人技能実習生制度の導入を通じて、介護業界の皆様に貢献致します。

介護職種の必須業務と関連業務

介護職種に限らず、技能実習制度においては、必須業務を全業務時間の2分の1以上行うことが必要となります。また、関連業務は、2分の1以下、周辺業務は、3分の1以下程度としなければなりません。

介護職種に当てはめると、下記の通りとなります。

  • 必須業務:身体介護(入浴、食事、排泄、体位変換、移乗・移動等の介助等)
  • 関連業務:身体介護以外の支援(掃除、洗濯、調理等)間接業務(記録、申し送り等)
  • 周辺業務:その他(お知らせなどの掲示物の管理等)

介護職種固有の要件

介護職種においては、いくつかの介護職種固有の要件が定められています。(一部記載)

①介護福祉国家試験において、「介護の実務経験対象施設」として認められている施設。
②訪問系サービスではないこと。
③経営が一定程度安定している機関(原則として設立後3年を経過している機関)
④実習指導員は、介護職として5年以上の経験を有する介護福祉士の有資格者

要件を満たせているかどうかわからない、
外国人の採用を検討しているが何から手を付ければ良いのか、などご不明なことがございましたらお気軽にお問い合わせください。