印刷業界の皆様へ

人手不足と高齢化が進む印刷業界の現状

印刷業界は、長期にわたるペーパーレス化や、コロナ禍での変化で、不況業種の一つに挙げられています。また、人手不足が深刻な業種の1つでもあります。技術力が高い社員の高齢化が進み、若年層への技術継承が大きな課題となっています。

技能実習生を受け入れることで、人手不足の解消、日本の印刷技術の習得、生産性の向上など、様々な面で貢献が期待されます。

印刷業務で技能実習生が行える作業

印刷業界では、技能実習生受入れの対象職種が1職種2作業あります。

オフセット印刷作業

オフセット印刷機を使用し、印刷物を印刷する作業のことです。

  • 刷版の選定作業
  • 刷版の取付け及び取り外し作業
  • 印刷用紙の目の判定作業
  • 印刷用紙の計数作業

グラビア印刷作業

グラビア印刷作業は、グラビア印刷機を使用し、印刷物を印刷する作業のことです。

  • 前準備作業の補助(版(シリンダー)準備取付け、本番前調整作業の補助、フィルム継テープ準備)
  • 本番前調整作業の補助(インキまわりの養生(インキカバー))
  • 本番印刷作業の補助(フィルム継替え作業、印刷済フィルムの梱包)
  • 印刷後作業の補助(版洗浄・取外し)
  • 衛生管理作業(作業者の作業着、帽子、毛髪等の付着物点検作業、製品の衛生的な取り扱い)

オフセット印刷作業、グラビア印刷作業ともに、材料となる有機溶剤や、インキ等を正確に取り扱う技能が必須となります。これらの技術を技能実習生が習得することで、日本の印刷業界の生産性向上に繋がっていきます。

貴社の業務が技能実習生を受け入れられる業務なのかご不明な場合や、技能実習生の受け入れに不安がある場合は、お気軽にお問い合せください。。

弊組合が責任を持ってお手伝いさせていただきます。